DINOSAUR (B'z)
『DINOSAUR』(ダイナソー)は、B'zの20作目のオリジナル・アルバム。2017年11月29日にVERMILLION RECORDSより発売。
B'z結成30周年突入時に発表された、B'zとして通算20作目となるオリジナル・アルバム。「30周年」「20作目」という記念アルバムであるが、メンバーは制作時には全く意識しておらず、後からスタッフに「節目です」と指摘されて気付いたと振り返っている[11]。また、発売から約1年半後に元号が平成から令和に改元されたため、本作が平成に発売された最後のCD作品となった[注 1]。
1. 「Dinosaur」 5:11
2. 「CHAMP」 3:36
3. 「Still Alive」 4:41
4. 「ハルカ」 3:38
5. 「それでもやっぱり」 5:15
6. 「声明」 3:38
7. 「Queen Of The Night」 3:22
8. 「SKYROCKET」 3:34
9. 「ルーフトップ」 3:53
10. 「弱い男」 4:07
11. 「愛しき幽霊」 4:47
12. 「King Of The Street」 3:39
13. 「Purple Pink Orange」 4:56
BIG MACHINE(B'z)
『BIG MACHINE』(ビッグ・マシーン)は、日本の音楽ユニット・B'zが、2003年9月17日にリリースした、13作目のオリジナル・アルバム。
デビュー15周年時に発売されたオリジナル・アルバム。発売時点で5曲にタイアップがつき、後に3曲増えたため、収録13曲中計8曲にタイアップがつき、タイアップ曲が最多のオリジナル・アルバムとなる。
本作の特色としてはシンプルなバンドサウンド中心の作品となっており、前作まで使用されていた弦楽器、管楽器、キーボードは一切使われておらず、打ち込み音も前作『GREEN』に比べて控えめとなっている。これらの傾向は次作『THE CIRCLE』で更に顕著になる。
次作『THE CIRCLE』の収録曲「BLACK AND WHITE」は、本来なら本作に収録されるはずだったが、アルバムのイメージに合わないという理由で先送りされた。また、「輝く運命はその手の中に」もこの時期のアウトテイクである。
1. 「アラクレ」 3:25
2. 「野性のENERGY」 4:39
3. 「WAKE UP, RIGHT NOW」 3:18
4. 「儚いダイヤモンド」 3:28
5. 「I'm in love?」 2:59
6. 「IT'S SHOWTIME!!」 4:00
7. 「愛と憎しみのハジマリ」 4:26
8. 「BIG MACHINE」 3:34
9. 「Nightbird」 3:56
10. 「ブルージーな朝」 3:57
11. 「眩しいサイン」 4:05
12. 「CHANGE THE FUTURE」 3:56
13. 「ROOTS」 5:13
GREEN (B’z)
『GREEN』(グリーン)は、日本の音楽ユニット・B'zが、2002年7月3日にVERMILLION RECORDSからリリースした、12作目のオリジナル・アルバムである。
アルバムタイトルの『GREEN』は「未熟さ」「青臭さ」の意味で、「自分達は、まだまだ(成熟していない)青二才である」という主張が盛り込まれているほか[2]、「若さ」の意味も含まれており、従来のアルバムよりラブソングが多く収録されている。また、収録曲はタイアップ曲が多く、この頃からアルバム曲の先行タイアップが多くなった。
前作『ELEVEN』以降に発売されたシングルのうち、「GOLD」は本作に「Everlasting」が収録されているという理由で未収録となった。また、「旅★EVERYDAY」、「Magnolia」、「もうはなさない」等はこの頃のアウトテイクである。
1. 「STAY GREEN 〜未熟な旅はとまらない〜」 3:09
2. 「熱き鼓動の果て」 4:07
3. 「Warp」 3:52
4. 「SIGNAL」 4:18
5. 「SURFIN' 3000GTR」 3:50
6. 「Blue Sunshine」 3:52
7. 「ultra soul (Alternative Guitar Solo ver.)」 3:43
8. 「美しき世界」 4:44
9. 「Everlasting」 3:42
10. 「FOREVER MINE」 3:43
11. 「The Spiral」 3:31
12. 「GO★FIGHT★WIN」 3:16
SURVIVE(B'z)
『SURVIVE』(サヴァイヴ)は、日本の音楽ユニット・B'zが、1997年11月19日にRooms RECORDSからリリースした、9作目のオリジナル・アルバムである。
当時、松本孝弘は本作について「『LOOSE』を超えたと思う」「現時点での僕らの最高傑作」と評しており、2002年のインタビューでも「聴き直して一番しっくりした」とコメントしている。また、2013年には稲葉浩志が「B'zのNo.1アルバムは?」との問いに本作を挙げており、2018年にも「とても好きなアルバムです」と述べると共に「それ以前とは違う新しいB'z、いわゆる自分たちが育てられたROCKのテイストを持ちながら新しいものと融合させて作ったアルバム」と評している。
前作『LOOSE』以降に発売されたシングルのうち、「ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜」、「MOVE」、「Real Thing Shakes」は未収録となった。また、「あなたならかまわない」は、この時期のアウトテイクである。
1. 「DEEP KISS」 4:14
2. 「スイマーよ!!」 3:17
3. 「Survive」 4:47
4. 「Liar! Liar!」 3:20
5. 「ハピネス」 4:49
6. 「FIREBALL」 4:12
7. 「Do me」 3:26
8. 「泣いて 泣いて 泣きやんだら」 3:35
9. 「CAT」 3:40
10. 「だったらあげちゃえよ」 3:50
11. 「Shower」 4:34
12. 「Calling」 5:53
LOOSE (B'z)
アルバムタイトル「LOOSE」は、テーマや発売日など制約が決まっておらず、自由にやったことから付けられた。
本作からアルバムに入るシングル曲の収録数が変わり、「ねがい」、「love me, I love you」、「LOVE PHANTOM」の3曲が収録されている。ただし、前年に発売された「MOTEL」は収録されなかった。
演奏時間が3分台の楽曲が多数収録されるようになったのも本作からである。また、5分を超える曲が存在しない初めての作品でもある。
B'zのアルバムで初めて累計売上300万枚を達成し、オリジナル・アルバムでは最高売上を記録した。また初動売上は133.6万枚、3度目の歴代最高初動売上を記録した。
1. 「spirit loose」 1:04
2. 「ザ・ルーズ」 3:30
3. 「ねがい ("BUZZ!!" STYLE)」 4:59
4. 「夢見が丘」 4:38
5. 「BAD COMMUNICATION (000-18)」 4:54
6. 「消えない虹」 3:35
7. 「love me, I love you (with G Bass)」 3:17
8. 「LOVE PHANTOM」 4:37
9. 「敵がいなけりゃ」 3:12
10. 「砂の花びら」 3:38
11. 「キレイな愛じゃなくても」 4:02
12. 「BIG」 2:50
13. 「drive to MY WORLD」 4:05
14. 「spirit loose II」(Secret Track) 0:59
The 7th Blues(B'z)
『The 7th Blues』(ザ・セヴンス・ブルーズ)は、日本のロック・ユニット、B'zの2枚組オリジナル・アルバムである。なお、「Blues」の読み方は、「ブルース」ではなく「ブルーズ」だが、メンバーはどちらでも良いと述べている。
前作『RUN』より約1年5ヶ月ぶりのリリースで、B'z初の2枚組オリジナル・アルバムである。直近5作のB'zのオリジナル・アルバムの収録曲数は10曲〜11曲であったのに比べ、本作はDISC1とDISC2合わせた収録曲数は20曲となっており、ほぼ倍のボリュームになっている。
アルバムタイトルは「7枚目のオリジナル・アルバム」ということに加え、ブルースでよく使われる「7thコード」をもじったもので、松本曰く「酔った時の思いつき」とのこと。しかし、本作はブルースのみならず、ジャズ、ソウル、サイケデリックなど多くのジャンルを取り入れている[5]。様々な楽器が使用され、特にブラスが多用されている。また、他のアルバムに比べ演奏時間が長い曲が多く、6分を超える曲が6曲あり、半数の楽曲が5分を超えている。
DISC1
1. 「LOVE IS DEAD」 6:18
2. 「おでかけしましょ」 3:25
3. 「未成年」 4:34
4. 「闇の雨」 4:47
5. 「MY SAD LOVE」 3:56
6. 「Queen of Madrid」 4:50
7. 「ヒミツなふたり」 4:01
8. 「Strings of My Soul」 5:51
9. 「赤い河」 6:21
10. 「WILD ROAD」 4:20
DISC2
1. 「Don't Leave Me」 4:22
2. 「Sweet Lil' Devil」 6:13
3. 「THE BORDER」 4:49
4. 「JAP THE RIPPER」 5:50
5. 「SLAVE TO THE NIGHT」 5:06
6. 「春」 5:38
7. 「破れぬ夢をひきずって」 6:25
8. 「LADY NAVIGATION」 6:09
9. 「もうかりまっか」 3:15
10. 「farewell song」 6:22
ACTION (B'z)
『ACTION』(アクション)は、日本の音楽ユニット・B'zが、2007年12月5日にリリースした、16作目のオリジナル・アルバムである。
17曲収録と過去のアルバムと比較するとかなりボリュームがあるが、元々制作段階で23曲ものストックが完成しており、それを凝縮した。
前年の9月から曲制作は始まったが、2007年1月からロサンゼルスに入って曲作りを行うが思うようにいかず、結局1曲も完成しないまま同月に一度帰国した。松本は「こんなに曲作りがうまくいかなかったのは初めて。すごいショックだった」と語った。その後、アレンジャーに寺地秀行を迎え、2月に入って「わるいゆめ」から新しく曲を制作し、その後ロサンゼルスでまとまらなかった曲をプリプロからやり直し、5月に再び渡米。その際は曲作りがスムーズに進んだ[5][6]。この経緯もあって本作から19thアルバム『EPIC DAY』まで、寺地がB'zのメインアレンジャーに起用された。このため、ここ何作かで行ってきたジャムセッションではなく、東京でデモテープを作り込み、ロサンゼルスで楽器のダビングを行うという手法で制作された。
1. 「純情ACTION」 3:05
2. 「黒い青春」 3:47
3. 「SUPER LOVE SONG」 3:57
4. 「満月よ照らせ」 3:59
5. 「パーフェクトライフ」 3:38
6. 「一心不乱」 3:25
7. 「FRICTION -LAP 2-」 3:06
8. 「ONE ON ONE」 4:35
9. 「僕には君がいる」 5:53
10. 「なんという幸せ」 4:59
11. 「わるいゆめ」 4:34
12. 「HOMETOWN BOYS' MARCH」 4:26
13. 「光芒」 4:51
14. 「トラベリンメンのテーマ」 3:09
15. 「オレとオマエの新しい季節」 3:30
16. 「永遠の翼」 5:10
17. 「BUDDY」 3:26