The 7th Blues(B'z)

The 7th Blues』(ザ・セヴンス・ブルーズ)は、日本のロック・ユニット、B'zの2枚組オリジナル・アルバムである。なお、「Blues」の読み方は、「ブルース」ではなく「ブルーズ」だが、メンバーはどちらでも良いと述べている。

 

前作『RUN』より約1年5ヶ月ぶりのリリースで、B'z初の2枚組オリジナル・アルバムである。直近5作のB'zのオリジナル・アルバムの収録曲数は10曲〜11曲であったのに比べ、本作はDISC1とDISC2合わせた収録曲数は20曲となっており、ほぼ倍のボリュームになっている。

アルバムタイトルは「7枚目のオリジナル・アルバム」ということに加え、ブルースでよく使われる「7thコード」をもじったもので、松本曰く「酔った時の思いつき」とのこと。しかし、本作はブルースのみならず、ジャズ、ソウル、サイケデリックなど多くのジャンルを取り入れている[5]。様々な楽器が使用され、特にブラスが多用されている。また、他のアルバムに比べ演奏時間が長い曲が多く、6分を超える曲が6曲あり、半数の楽曲が5分を超えている。

 

DISC1

1.    「LOVE IS DEAD」    6:18
2.    「おでかけしましょ」    3:25
3.    「未成年」    4:34
4.    「闇の雨」    4:47
5.    「MY SAD LOVE」    3:56
6.    「Queen of Madrid」    4:50
7.    「ヒミツなふたり」    4:01
8.    「Strings of My Soul」    5:51
9.    「赤い河」    6:21
10.    「WILD ROAD」    4:20
DISC2

1.    「Don't Leave Me」    4:22
2.    「Sweet Lil' Devil」    6:13
3.    「THE BORDER」    4:49
4.    「JAP THE RIPPER」    5:50
5.    「SLAVE TO THE NIGHT」    5:06
6.    「春」    5:38
7.    「破れぬ夢をひきずって」    6:25
8.    「LADY NAVIGATION」    6:09
9.    「もうかりまっか」    3:15
10.    「farewell song」    6:22