IN THE LIFE(B'z)
『IN THE LIFE』(イン・ザ・ライフ)は、日本の音楽ユニット・B'zが1991年11月27日にBMGビクターからリリースした、5作目のオリジナル・アルバムである。
アルバムタイトルの「LIFE」は、「人生」ではなく「生活」を意味している[2]。
打ち込みは多用しているが生音と併用しており、前作『RISKY』までのダンス・ビート色はなく、現在の作風に通じるアナログ色が強い。松本孝弘は「『MARS』でハードなものが堪能できたので、その反動で日本で言うところのJ-POPみたいなものがやりたかった」「最初からアルバムの構成・バランスも考えこんだ上で制作した」と語っている。
前作『RISKY』以降に発売されたシングル「LADY NAVIGATION」は未収録となった。
初動でミリオンを突破し、オリジナル・アルバムでは『LOOSE』に次いで2番目の売上を記録している他[5]、オリジナル・アルバムでは自己最高位の年間チャート2位にランクインした。
1. 「Wonderful Opportunity」 4:36
2. 「TONIGHT(Is The Night)」 4:51
3. 「快楽の部屋」 4:52
4. 「憂いのGYPSY」 6:39
5. 「Crazy Rendezvous」 4:21
6. 「もう一度キスしたかった」 4:37
7. 「WILD LIFE」 4:28
8. 「それでも君には戻れない」 4:42
9. 「あいかわらずなボクら」 1:41
10. 「ALONE」 6:20
RUN (B'z)
RUN』(ラン)は、日本の音楽ユニット・B'zが1992年10月28日にBMGルームスからリリースした6作目のオリジナル・アルバムである。
アルバムタイトルは発売直前までシングル曲の「ZERO」だったが、後に「RUN」という楽曲が製作され、そちらの方がタイトルに相応しいとして変更された。
本作で現在までのB'zの王道的作風である「ハードロック」に初めて挑戦し、松本曰く「「ALONE」のようなメジャー系のバラードをやる気がなかった」という意図から明るい調子のバラードは収録されておらず[3]、「ハードロック」をテーマにしたため「BLOWIN'」も収録されなかった。アレンジはオーケストラ・ヒットを多くの曲で使用している。
初動で119万枚を売り上げ、『IN THE LIFE』が達成した当時の最大初動枚数(104万枚)の記録を自ら塗り替えた。
1. 「THE GAMBLER」 5:25
2. 「ZERO」 4:48
3. 「紅い陽炎」 4:57
4. 「RUN」 3:50
5. 「Out Of Control」 3:53
6. 「NATIVE DANCE」 4:44
7. 「MR. ROLLING THUNDER」 4:31
8. 「さよならなんかは言わせない」 4:27
9. 「月光」 5:30
10. 「Baby, you're my home」 4:03
Brotherhood (B'z)
『Brotherhood』(ブラザーフッド)は、日本の音楽ユニット・B'zが1999年7月14日にRooms RECORDSからリリースした10作目のオリジナル・アルバム。
10周年記念となった2枚のベスト・アルバム、ソロ活動を経て発表されたオリジナル・アルバム。
8thアルバム『LOOSE』及び、9thアルバム『SURVIVE』同様通常盤のみで、スリーブ仕様となっている。ジャケット写真はロサンゼルスのミリオンダラー・ホテルで撮影されたもので、主にCG合成で作られているが、稲葉は実際に高い場所に登って撮影されている。
アルバム構成は当初「ながい愛」から始まって「Brotherhood」で終わる予定だったが、「コンセプトをあまりゴリ押しする必要もないのでは?」との意見から現在の曲順になっている。
尚、前年にリリースされた「さまよえる蒼い弾丸」と「HOME」は今作には未収録となった。
1. 「F・E・A・R」 3:45
2. 「ギリギリchop (Version 51)」 3:59
3. 「Brotherhood」 5:46
4. 「ながい愛」 5:37
5. 「夢のような日々」 4:53
6. 「銀の翼で翔べ」 3:55
7. 「その手で触れてごらん」 3:23
8. 「流れゆく日々」 4:54
9. 「SKIN」 3:44
10. 「イカせておくれ!」 3:23
11. 「SHINE」 3:49